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昨年上期の出荷統計が発表されました。(週刊エクステリア)

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1.昨年上期の出荷統計が発表されました。(週刊エクステリア)

『門扉・フェンスは前年同期から比べて2.4%増となりました』

平成28年度上期(平成28年4月~9月)の住宅向け門扉・フェンスの出荷は

門扉124億4200万円、フェンス303億7200万円で合計428億1400万円となり、対前年同期比2.4%増となった。

門扉はマイナス0.3%の微減、フェンスは3.5%増となり、門扉の減速傾向は依然続いている。ただ、フェンスは一戸建て新設着工数が低金利の影響下に好調なことから、堅調に推移した。

下期(平成28年10月~平成29年3月)の予測は、エクステリア完工の住宅着工タイムラグを考えると、ほぼ同様の動きで推移するものと捉えられる。ただ、気候変動などの外的要因、住宅ローン金利の上昇傾向等を考えると、下期での増加は上期ほどの期待はできないと見るべきであろう。外回り全体を考えたアフターセット型商品、自然材とのコラボレーション等、新たな外構デザインの対応も課題といえる。

(日本エクステリア工業会出荷統計より)

 

『カーポートは前年同期から比べて0.6%減となりました、通期でも・・・』(週刊エクステリア)

カーポートの上半期(平成28年4月~9月)は226億8000万円で対前年同期比0.6%減となった。現在の市場は積雪特需のあった平成26年度と比べると10%程度低いものの、近年の状況としてはほぼピークといった市場となっている。これらを踏まえて、カーポート市場は更に高質感のある姿へと変化してゆく傾向がある。天井、壁面パネル、照明付等、これまでになかった車庫回りへの対応が進んで行くものとみられる。カーポートは比較的アフターセット比率が高く、年間台数は43万台という数字からも、取り替え需要の多さをうかがわせる。スチール製・アルミ製の波板仕様の傷んだカーポートが散見されることから買い替え市場の可能性は多く、平成28年度の通期でも、約450億円の推移が見込める。低価格化を抑え、魅力のある車庫回りへの対応が市場を更に押し上げるものと期待される。(日本エクステリア工業会出荷統計より)

 

『ガーデンエクステリアでは総合で前年同月比4.5%増、・・・』(週刊エクステリア)

平成28年11月の工業会エクステリア製品出荷統計は13商品分野で約214億円

となり、全体で前年同月比4.5%増となった。降雨の影響で11%減となった10月と比べると実質金額が26億7000万円アップ、前月比14%増加した。

ガーデンエクステリア(門扉・フェンス、カーポート、合成木デッキ、ポスト、照明、表札他、テラス)は、約172億円8400万円で前年比5.8%増、

ウォールエクステリア(バルコニー、サンルーム・風除室、笠木・手摺り、スクリーン)は25億2700万円で3.5%増、

パブリックエクステリアは15億9000万円で6%減となった。

伸びの著しかったのは、

照明16.5%増、合成木デッキ11.6%増、フェンス7.8%増、ポスト7.3%増、笠木・笠木手摺り7%増、

パブリック以外で唯一下降したのは、サンルーム・風除室の8.1%減であった。

(日本エクステリア工業会出荷統計より)

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