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化粧ブロックメーカーのガーデン志向、加速してきた。
有力化粧コンクリートブロックメーカー各社のガーデン指向が加速してきた。これまでも関連商材への対応はユニソングループ等に見られたものの他メーカーの意欲的な動きはここ2~3年。昨年は関東域大手のエスビックが北海道のガレージメーカーと提携、ガレージ空間の用途拡大に向けて提案対応を開始したのに続いて、今年は東洋工業がガーデンシンク分野を強化、シンク、天板、本体、タップ(水道蛇口)の組み合わせによる使い易さ、嗜好を追求している。ユニソンは宅配大型ポスト、マチダコーポレーションはブロック、塀用飾り窓、ブロックはめ込み照明サインを登場させている。これまでの外構(塀材)、敷物(インターロッキング、平板、石材)一辺倒からガーデン空間への品揃えを通してより総合化への動きを露にしてきた。
また、単なる仕入れ商品扱い状況から、独自性を持った商品開発指向も見えてきた。
「エクステリアフェアin九州」開催
会期短縮も多彩な企画で動員8000人を確保した。
13回目を迎える「エクステリアin九州」が5月12日(金)~13日(土)の2日間、福岡市の福岡国際センターで開催された。会期を昨年の3日(金、土、日)から2日(金、土)としたこともあって一般の来場者が減少、来場者は前回比18%減の8000人となった。福岡会場では、施工デザインコンテスト作品の展示・表彰式、ペット写真撮影会、モデルガーデンや坪庭、計11作品の展示、スタンプラリー、落語家三遊亭歌之介氏、EX設計・施工家の吉川泰弘氏のセミナー、E&Gアカデミー校の学校説明など実に幅広い独自の動員企画を行っている。
なお、施工デザインコンテストはWis design(ウィス・デザイン)がグランプリに選ばれた他、応募622作品中全36作品が表彰された。